2010-11-20から1日間の記事一覧

『吉陵鎮ものがたり』

李永平(池上貞子・及川茜訳)『吉陵鎮ものがたり』(人文書院、2010年)を読んだ。 「台湾熱帯文学」シリーズの第1巻。マレーシア出身で台湾で活躍している作家たちによる華語(中国語)文学を通じて南洋性と中国性の交錯を考えるという試みで、それが「台…