2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

年度末

年度替りには現地スタッフの契約更新という仕事もある。初めての経験なので悩んだのが昇給率。前任者の記録を見てみると、消費者物価の上昇率や最低賃金の上昇率など、それぞれ自分の信じる根拠を挙げて昇給率を算出している。しかも、働き具合によって現地…

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年度末で処理すべきことの山に埋もれて身動きがとれず、そういうときに限って「ボルネオ島にボルネオゾウは何頭いるんですか」とかいうわけのわからない質問にこたえなければならなかったりする。 今はインターネットがあるのだから、検索して関連する記事を…

映画『マス・エンダン』

日本文化センターで『マス・エンダン』を観てきた。大盛況だった。 開場とともに150人分の席が一瞬で埋まり、立ち見が50人ぐらい出た。立ち見の人たちは前方の床に座って観るよう誘導されたけれど、映画が終わったときにはさらに50人ぐらい立ち見の人がいた…

MataAir

『MataAir』の第10号。先月号で「私たちはアラビア語起源の語を「インドネシア化」したいと考えてそのようにした」と主張していた雑誌。 インドネシアの「細い目」 - ジャカルタ深読み日記 今月はムハンマドの誕生月なので「ムハンマドに学ぶ」が特集だけれ…

プラザ・スマンギ

目医者の話の続き。約3時間ごとにさす目薬をいただいた。3時間ごとに目薬をさしていると、目薬をさすたびに「この3時間に自分はこれだけの仕事しかしなかったなあ」と振り返るようになってきた。 ムスリムは1日5回お祈りするけれど、もしかしてお祈りするた…

マンガドゥア・スクエア

右目に異物が入った感じがしてとても痛いので目医者に行くと、まず視力検査された。輪の一箇所が切れているものではなくアルファベットを読ませるもの。 当然インドネシア語読み(オランダ語読み)。N(エヌ)とかK(カー)とかは調子よく進んだけれど、ZやQ…

Cokin

『Moshi!』第10号を頼りに編集部のジャカルタ支部を訪ねたところ、書かれていた番地に書店はあるのだけれど『Mosh!』という雑誌は知らないと言う。 店番だけでなく店主もそう言うので引き下がり、家に戻ってから雑誌に載っている番号に電話してみると、なん…

Mosh!

ジョグジャカルタでよく知られた本屋のSosial Agencyへ。本がたくさん揃っていることと安売りしていることで有名な書店。 Kompleks Taman Pintar 3 Jl. Gejayan 43 Jl. Prof, Dr. Ir. Herman Yohanes 1170 Jl. Laksda Adisucipto 22 Jl. Kaliurang Km.8.5 23…

スハルトの墓所

連休を利用してジョグジャカルタを訪問し、ついでにソロまで足を伸ばしてスハルト元大統領の墓所に行ってみた。 車でソロの町からかなり遠くまで走り、山道を登っていくと、途中で大雨になった。駐車場で車を停めると傘をさした子どもたちが車に群がってくる…

Indon

『Gatra』の3月20日号は、アチェのガヨ人がGAM統治下のアチェと一緒にしないでもらいたがっているという記事があるので読んでみたが、ほかにマレーシアの駐インドネシア大使ザイナル・アビディン・ザインへのインタビュー記事も載っていた。 TKIやアチェ人移…

NovaとMe

4連休の2日目。道がすいているジャカルタの街を抜けて空港に向かい、空港の雑誌屋をのぞく。 雑誌とはちょっと違うけれどタブロイド紙の『Nova』を見つけた。1面に『アヤアヤ・チンタ』のファハリとアイシャがお互いの額をくっつけている写真が載っていた。…

クマンの本屋

クマン地区の本屋へ。Jl. Kemang Rayaの通りにQB Worldとak.'sa.raがある。 どちらも売り場はけっこう広くて、英語・インドネシア語取り混ぜていろいろ興味深い本が並んでいるのだけれど、ほとんど時間がなくてどんな本が置かれているかをざざざっと眺めるだ…

ホラーと恋愛のインドネシア映画

今日は縁あって映画評論家のクリスタントさんと会う機会があった。映画には関心があるので前から会ってみたいとは思っていたけれど、特定の話を深くするほど予習していなかったのでほとんど世間話になってしまった。それでも嫌そうな顔をしないで1つ1つ教え…

タマン・イスマイル・マルズキの本屋

タマン・イスマイル・マルズキ(TIM)へ。映画館や劇場やプラネタリウムなど文化芸術関係の建物がいくつも並んでいる芸術コンプレックス。しばらく前に劇団態変の舞台を見たのもここだし、昨日ちょっと紹介した映画月間のイベントをやっているのもここ。 こ…

映画雑誌『Majalah Film』

映画雑誌『Majalah Film』はどうなっているのかと思い、雑誌に載っている編集部所在地を頼りに訪ねてみた。 編集部はJl. HR. Rasuna SaidのGedung PPHUIの4階のKFT。着いてわかったのだけれど、Gedung PPHUIというのはウスマル・イスマイル映画センターのこ…

映画雑誌と映画月間

インドネシアでは決まった雑誌を手に入れるのが難しい。 同じGramediaでも店によって扱っている雑誌が違ったりする。おもしろそうな雑誌は店に並ぶとすぐに売れてしまうようだし、そうかと思うと、しばらく見かけないと思っていたら休刊になっていたりするこ…

インドネシア人ムスリムの結婚

ジャカルタの知人に、人から女性っぽいとよく言われる男性がいる。家に遊びに来るときも玄関から入ってこないで台所から入ってきたり、しゃべるときのしぐさが女性のようだったりと、確かに物腰が女性っぽい。定年退職の年を迎えるまでずっと独身で、もしか…

忙しい年度末に読む本

ジャカルタでの滞在も残り1ヶ月を切った。仕事を早めに切り上げて最後の1ヶ月は遊んで暮らそうと思っていたが、年度末はとても忙しい。処理する先から次の案件が飛び込んでくる。しかも、そんなときに限って来客が多い。来るにはそれだけの理由がある。1人1…

グランド・インドネシア

プラザ・インドネシアの向かいにあるモールのグランド・インドネシアへ。空間がゆったりしていて贅沢感があるけれど、まだオープンしたばかりで入っていない店も多い。ざっとまわっただけ。 道を挟んで東モールと西モールがあり、西モールにはSEIBUが入って…

ジャワ・ジャズ・フェスティバル

先週末、ジャカルタでジャワ・ジャズ・フェスティバルが開催された。アジアで最大のジャズ・フェスティバルだそうで、地元の新聞でも取り上げられたりと、かなり注目されている。50万ルピアの入場料を払って何万人も聴きに来ているというにわかに信じがたい…

ジハード雑誌

久しぶりのジャカルタの本屋へ。見つけた雑誌は2つ。 1つは『Tempo』。 マレーシアのアスカル・ワタニヤの記事があった。参加資格は学歴が小卒以上、身長が157センチ以上。マレーシア国軍のもとで1ヶ月間の訓練を受けた後に配属され、訓練に参加する。給料は…

海外インドネシア人労働者の本

『Media TKI』の第6号が届いていた。 今月号の特集は「numpang proses」。海外出稼ぎの仲介人によっては、正規の手続きではなく他人の名義を借りたりして手続きを進める人がいて、それがTKI(海外インドネシア人労働者)にとって大きな問題のもととなってい…

86対80−−マレーシアの総選挙

マレーシアで「民主主義の祭典」総選挙の見物を終え、ジャカルタに戻ってきた。選挙結果はいずれ各分野の専門家による分析が出てくるだろうけれど、その前にごく簡単な計算だけ。 日本でも報道されたように、今回(2008年3月8日投開票)の選挙では、与党連合…

しばらくお休みします

しばらくお休みします。 インドネシアはこの週末が3連休ですが、ちょうど近くの島で大きなお祭りがあるというので見に行ってきます。 その島では、もともとのお祭りが4〜5年に1度行われていて、隣の島から入ってきたお祭りも4〜5年に1度行われているのですが…

イはインドネシアのイ

プラザ・スナヤンの劇場に『アヤアヤ・チンタ』(Ayat-Ayat Cinta)を観に行った。以下、内容紹介の都合上、ストーリーを一部紹介することになるので未見のかたはご注意を。 (タイトルの日本語表記は「アヤット・アヤット・チンタ」とか「アヤッ・アヤッ・…