2020-01-01から1年間の記事一覧
Kawasakiしんゆり映画祭で『タレンタイム』を観た。バリアフリー上映で、副音声のイヤホンガイドがあった。登場人物ごとに違う人が声をあてていて、日本語吹き替え版のようで新鮮だった。背景説明の部分では場面や登場人物の様子を簡潔に説明しているけれど…
『淪落の人』のことを考えていたら、『香港と日本 記憶・表象・アイデンティティ』(銭俊華、ちくま新書)に出あった。 香港出身で日本の大学院で学んでいる著者は、遊び心に溢れているようで、どうすれば読者を飽きさせずに最後まで読んでもらえて、あまり…
『インディペンデント映画の逆襲 フィリピン映画と自画像の構築』(鈴木勉、風響社)を読んだ。2005年に始まったシネマラヤ映画祭の上映作品を中心に、フィリピンのインディペンデント映画を一気に紹介している。 映画の本は、読者が知らない映画の話がたく…