2018-01-01から1年間の記事一覧

ヤスミン・アフマド本・続編とヤスミン記念館別館

マレーシアの故ヤスミン・アフマド監督の遺族と元同僚が中心になってヤスミン監督の思い出を語る本「Yasmin How You Know?」が出版されて6年が経った。日本語に翻訳してと言われて、そのうちにと言っているうちにヤスミン本の第二弾が刊行されることになった…

『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民・・・』

話題としては前回の災後の話と2つ前のインドネシアと東ティモールの映画からの繋がりで、災いで予期せずに身近な人を失ったときにどうやって弔うかという話。 バリ島爆弾テロを扱ったインドネシア映画『天国への長い道』(『楽園への長い道』の方がいいかも…

災後7年目の物語『海を駆ける』

今週末から深田晃司監督の『海を駆ける』が公開される。2004年12月のスマトラ島沖地震・津波(インド洋津波)の最大の被災地で、30年続いていた内戦が津波被災を契機に終わったアチェ州の州都バンダ・アチェとその沖のウェー島(サバン)が舞台。 最大の謎は…

インドネシアと東ティモールの映画と「海を駆ける」

インドネシアと東ティモールの映画を題材にした上映会とシンポジウムを企画中。開催1か月前になり、もうお知らせを始めてもおかしくないのだけれど、最後のところでちょっと止まっているので半分だけ告知。 5月18日(金)の午後2時頃から8時ごろまで、会場は…

『クソ野郎と美しき世界』

『クソ野郎と美しき世界』を観た。上映している劇場数はそれほど多くなくて、しかも気を抜いているとすぐに満席になってしまうので、ようやく観ることができた。稲垣吾郎シネマナビ!で『タレンタイム』を紹介してくれた一宿一飯の恩。 自分が大切にしている…