グランド・インドネシア

プラザ・インドネシアの向かいにあるモールのグランド・インドネシアへ。空間がゆったりしていて贅沢感があるけれど、まだオープンしたばかりで入っていない店も多い。ざっとまわっただけ。
道を挟んで東モールと西モールがあり、西モールにはSEIBUが入っている。地階にKinokuniya書店があったが、日本語の本はそれほど多くなかった。SEIBUの上の方の階には芸術関係を集めた書店があり、店は小さいけれど通好みという感じの品揃えだった。
東モールでは、「インドネシアのモール内で最大のGramedia」がいずれオープンするらしい。


途中で見つけた雑誌『China Town』の第5号には、「ジャワ島におけるBangsa Tiongkokの歴史」という記事があった。華人をbangsaと呼ぶようになったかと驚いたが、どうやらTiongkokというのは国としての中国のことらしく、インドネシア華人のことではないようだ。
ほかの記事を見ても、国としての中国はTiongkok、民族としてはTionghoaと使い分けている。Peranakan Cinaと書いている記事もあったけれど、これは記事で紹介されているイベントがもともとその名前を使っていたためだろう。


同じ『China Town』で紹介されていたのは、「金龍楽隊」(Golden Dragon)というバンドの4枚目のアルバム「傾訴心裡話」(From Heart to You)。これはジャワ地震の被災者に向けたアルバムらしい。このバンドは2000年2月に結成された華語バンドだそうで、メンバーはジョグジャカルタ出身者とのこと。