バリの本屋

バリのサヌール地区を中心に本屋をいくつかまわった。


Gramedia。バリにも何軒かあるようだけれど、行ったのはJl. SuliのMatahariの地階。店の規模はかなり大きく、インドネシアの他の町のGramediaと同じくいろいろな分野の本が揃っている。全体的な品揃えは他の町のGramediaとほとんど同じだけれど、バリのご当地本コーナーもある。


Garuda Wisnu。Jl. T. Umar 100。看板は出ていないけれど、教科書や文房具を中心にバリの地元出版物などをたくさん置いている。おそらく学校の教材だと思うが、バリ語の教本などおもしろそうな本が各種売られている。宗教関係では、ヒンドゥ教関連書籍が多いのは納得だけれど、それ以外ではイスラム教よりキリスト教の関連書籍の方が多い。バリで発行されている雑誌も各種売られている。雑誌はずいぶん種類があるのに驚き。


Tiara Dewataというショッピングセンター2階の文具・書籍コーナー。
このショッピングセンターは1階にゲームセンターがあり、得点に応じて景品がもらえるようで、大人たちが陳列棚の景品に見入っていた。隣に遊園地やプールがあって、子どもたちがそちらで全力で遊びまわっていた。隣のスーパーの生鮮食品コーナーには鶏肉、牛肉と並んで豚肉のコーナーがあり、図解入りで豚肉の部位名称の説明が掲げられているのは珍しい。


Periplus。SanurのHardy’sスーパーマーケット内。バリに関する英語の本が何冊もあるけれど、バリでしか手に入らない本はない。
本ではないけれど、Hardy'sでは日本へのおみやげとして
Papaya Enzyme Shower Gel
Sekar Jagad Lulur Traditional
の2つを勧められた。どちらかというと自分には縁遠い物だけれど、現地滞在が長い方によれば日本へのバリ土産ならこれを持っていけば間違いないらしい。1つ目は3万ルピア、2つ目は7500ルピアで、案内してくれた方によれば、1つ目は自分用のおみやげ、2つ目は他人へのおみやげにお勧めだとか。
2つ目はどこかで見たことあると思ったら、ジャカルタのタマン・アングレック地階のマッサージ屋さんで体に塗られたものと同じ。Lidah Buaya、Honey Coconutなどいろいろなフレーバーがある。


Garuda Wisnuで売られていたバリ発行の雑誌。バリ発行のタブロイドもあったが多すぎるのでここでは雑誌だけ紹介。ほかにもまだあるのかも。
Sarad: Majalah Gumi Bali.
Raditya: Majalah Hindu.
Media Hindu: Lugas, Informatif, dan Berwawasan Global.
Taksu: Majalah Kebudayaan Bali.
Bog Bog: Bali Cartoon Magazine.


Bob Bogは吹き出しが英語の風刺漫画。月刊で、毎月特定のテーマに沿った漫画が掲載されている。2007年9月号は「地球温暖化」がテーマで、地球温暖化やそれに対する取り組みを皮肉ったりしている漫画が集められている。そのため、漫画の形を取りながら政治的な主張を込めている雑誌なのかと思ったけれど、それ以降の号は特に政治的な主張が込められているというわけではないようだった。(もしかしたら深遠な主張が込められているのかもしれないが、そこまで深読みしきれなかった。)