Suara BaruとPentas

マレーシアでみつけた雑誌。
Suara Baru
雑誌のスローガンは「Kreatif, Konstruktif, Kritis」。どうやら手に入れた2008年7月号が創刊号らしい。発行はクアラルンプール。言葉はマレー語。
メインの特集は「Blog & Bloggers」。マレーシアのブロガーが10人ぐらい紹介されている。
続いて政党と政治家についての記事がある。PKRに批判的な記事もあるので、野党派というわけでもないようだ。
続いて、小特集のような形で組まれている記事がいくつかある。まずは「マレーシア政治を彩る女性たち」。UMNO、PKR、PASの女性議員を紹介している。そして養豚。養豚がどうしたのかというと、マレーシアで養豚場が多い州は、ペナン(227ヵ所)、ペラ(152ヵ所)、クランタン(151ヵ所)、スランゴール(137ヵ所)なんだそうだけれど(PAS政権のクランタンでこんなに多いとは意外)、3月の総選挙で野党連合がスランゴール州政権を掌握すると、DAP議員がスランゴールに大規模の養豚場を作るプロジェクトを実施すると発表したためにマレー人から不満の声が出ているとか、もともとBN政権時代に決めたものだと反論しているとか、いろいろ議論があるらしい。
その他の記事は、若者の声、嫌イスラム映画Fitna、チョーキットの外国人など。「いま」の(半島部)マレーシアで話題になっていることが一通り載っているようだ。


もう1つの雑誌。
Pentas
2008年4-6月号が第3巻第2号。表紙が映画監督のU-weiだったので買ってみた。映画というより舞台に関する雑誌らしい。
U-Weiのインタビューのほか、「クランタンのワヤンに見る悲劇」「マレー演劇とイスラム演劇」などの記事がある。