西パプア地震(ニューギニア地震)続報(全国紙)

2009年1月4日にニューギニアインドネシア西パプア州マノクワリ付近)で起こった地震の被災地の3日目の様子についての続報。
1月6日のインドネシア国内の報道(全国紙)から。古いものから順に上から下へ並べている。記述の中の時間は西部インドネシア時間。


マノクワリで電話通信が復旧した。Telkom社は地震で建物に被害を受けたがネットワーク施設は無事で、電力供給の不足を発動機で補うことで電話通信を復旧させた。発動機の動力は5日分のストックがある。Telkom社のほかにも、Telkomsel社、Indosat社、Excelcomindo Pratama社、Pasifik Satelit Nusantara社が同様の方法で電話通信を復旧させている。このほか、Telkom社ではマノクワリ周辺の地震被害の様子と電話通信の復旧状況を伝えるフリーダイヤルを用意している。(Detikcom、1月6日2:41)
http://www.detiknews.com/read/2009/01/06/024114/1063531/10/

西パプア州副知事は、今回の地震による死者が2名になったことを明らかにした。すでに報じられていたマノクワリ県のヨランダ(10歳)に加え、ソロン県でも1人死亡したことが5日夜に確認された。先に大統領がこの地震で4人が死亡したと語り、後に死者は1人と訂正されていた。(Detikcom、1月6日8:47)
http://www.detiknews.com/read/2009/01/06/084705/1063580/10/

インドネシア政府はマノクワリ地震の被災者支援のために22.5億ルピアを供出することを決定した。ただし道路や橋の修理にかかる費用はこれに含まれない。(Detikcom、1月6日13:46)
http://www.detiknews.com/read/2009/01/06/134628/1063830/10/

マノクワリ県マスニ(Masni)郡の被災者には支援物資が届いていない。マスニ郡はマノクワリ県の中心から約120km離れており、陸路だと3時間かかる。被災した住民には中部ジャワ出身のジャワ人移住者もいるが、まだ公的な支援が届いていない。(Detikcom、1月6日15:33)
http://www.detiknews.com/read/2009/01/06/153346/1063924/10/

地震で8つの橋が被害を受けた。橋の亀裂部分を地元住民が石などでふさいで応急処置している。Meifargo、Masni、Maokwaripunの3つの村では村役所が全壊した。この地域で重度の損傷を負った建物は33棟、軽度の損傷は34棟。キリスト教の教会は22が重度の損傷、12が軽度の損傷を受け、学校は9校が重度の損傷、8校が軽度の損傷を受けた。(Detikcom、1月6日15:57)
http://www.detiknews.com/read/2009/01/06/155721/1063944/10/