シンガポールで買い物

シンガポールに飛び、夕食をとって夜行便に乗るまでの数時間。
まずはマレーシアとインドネシアの映画を探しにJoo Chiatコンプレックスへ。しばらく前まで建物内の路地いっぱいに売り物が並べられていたのだけれど、規制があったのか路地がずいぶんすっきりして見通しがよくなった。確かシンガポールでは「細い目」のノーカット版が売られているという話だったので、もしかしたらこのあたりにあるかと思ったけれど、ここにはなかった。マレーシアの映画で「Setem」や「Papadom」のDVDが出ていたので手に入れる。ほかにインドネシアの「Eiffel I'm in Love」があったのでこれも手に入れる。
続いてタングリン・ショッピングセンターのセレクトブックスへ。インドネシア人の団体客にまぎれてささっと新刊をチェック。アミール・ムハンマドのヤスミン・アフマド追悼本があるか聞いてみたが、注文はしているけれどまだ届いていない、まだ刊行されていないのではないかとのこと。
夕食の時間になり、迷った結果、マリナの包今天へ。このところシンガポールでの一番のお気に入りで、来るたびに毎日通っていたけれど、今回訪れてみると、経営者がかわったのか店の外装もかわり、何よりも小籠包子がまるっきりダメになっていたのでがっかり。粉が悪いのか、皮がよくない。お粥は相変わらずうまかっただけに残念。これならディンタイフォンのスープにすればよかった。ついでに書いておくと、日本にもディンタイフォンがあると言うので名古屋と京都の店にそれぞれ行ってきたけれど、シンガポールのディンタイフォンで出てくる絶品のスープはどこにもなかった。あのスープはシンガポール限定らしい。
マリナからラッフルズ・シティ近くのHMVをのぞいて、そこからオーチャード通りのHMVに行ってみると、なんと12月3日付けで移転していた。サマセット駅そばの313番地にあるその名も313という新しいショッピングコンプレックス。歩いていける距離なので行ってみる。アジア映画のコーナーをチェックしていると、マレー人女性と華人男性の2人組がDVDを探しているのに出くわした。会話が耳に入ってくるので聞いていると、ヤスミンの「細い目」を探していた。華人男性の方が彼女に観せたいらしい。どこかで紹介されたのだろうか。
あまり新しいものはなく、Royston Tanの15分の短編「Little Note」(小字条)のDVDだけ買う。葉っぱに包まれた包装。