マレーシアの華語雑誌

今日見つけた雑誌。
風采(Feminine)
シンガポール・マレーシアで最大の売り上げ部数を誇る華語誌らしい。492号(2008年7月20日号)の特集は「安華風暴」(アンワール旋風)と「四川大地震」。
四川大地震」はパート2ということで、前の号の続きらしい。被災の程度が大きい7つの被災地に焦点を当ててレポートしている。
「アンワール旋風」はアンワール・イブラヒムの独占インタビュー。
おもしろいと思ったのは、アンワールの勢いのよさを旋風(と訳したけれど台風とかでもいいかも)という気象現象で表現していること。これで思い出すのが「政治の津波」という言い方。マレーシアでは今年3月の総選挙のことを「政治の津波」とする言い方がかなり広く受け入れられている。(最近では、後の処理の方が大変だから「津波」よりも「地震」の方が適切ではないかという意見もあるらしいけれど、どういう津波をイメージしているんだろうか。)
それはともかく、政治の動きを自然災害にたとえるのはマレーシアでなくてもよくあることだけれど、その背景にどういう意識があるのか興味深い。