バタック

バタックとTKI

まずはメダンとジャカルタで見つけたバタック関係の本。 Batak Toba di Medan. (Johan Hasselgren, Bina Media Perintis, 2008.) 1912年から1965年までの北スマトラ州メダンにおけるトバ・バタック人アイデンティティの形成を歴史的に跡づけた研究書。2000年…

キリスト教タブロイド紙

キリスト教本屋で手に入れたタブロイド紙を流し読みして気になった記事をいくつか紹介。 (インドネシアではカトリックとプロテスタントは別物と書いたばかりだけれど、ここではまとめて「キリスト教」とすることでお許しを。) まず『Mitra Bangsa』紙。こ…

海外出稼ぎインドネシア人雑誌 Media TKI

民族雑誌の話が続いたので別の雑誌の話。2007年8月に創刊したばかりの『Media TKI』という月刊誌を見つけた。TKIとは「インドネシア人労働者」の頭文字を並べたもので、理屈の上ではインドネシア国内で働いている人もTKIだとは思うのだが、もっぱら国外で働…

バタック雑誌 Etnik

バタック雑誌の編集部訪問の2つ目。今回はEtnik。編集部はWahid Hasyim通り。 編集長のボブ・フタバラットさんは、コンパス紙の記者を30年近く務め、引退して友人たちとEtnikを創刊した。薄暗い事務所の隅でデスクに向かい、短くなったタバコを吸いながらバ…

バタック雑誌 Tatap

バタック雑誌のバックナンバーをもらうついでに話を聞いてみようと編集部を訪ねてみた。 まずはTatap。編集部はPulo Gebang Permaiという住宅地にあった。看板は出ていないけれど、Darma Mahardika Instituteという人材養成の事務所があって、そこでTatapも…

インドネシアの民族別雑誌

ジャカルタの本屋をまわって見つけたもの。 China Town (2008年1月号、第3号) Etnik (2007年12月号、第2号) Tatap (2007年12月-2008年1月号、第4号) Hanjuang Bodas (2008年、第3号) いずれも創刊したばかりで、しかもどれも民族別の雑誌だ。 China Townはジ…